福島に贈る鉄火味噌づくり

福島に贈る鉄火味噌づくり

2017年12月25日(月)
9:00〜15:00 月の庭にて

⚫︎参加費なし
⚫︎持ち物 マイ包丁・マイまな板・エプロン・持ち帰り用タッパーまたは小ビン
あれば、マイ鉄フライパンまたはマイ鉄鍋、マイ木ベラ
⚫︎10名位(要連絡)

伝統的養生食のひとつ、
冷え性や貧血などの特効薬でもある『養生鉄火味噌』を福島の方に贈る分と自分の分も作ります。
ひとりではちょっと大変な鉄火味噌作りですが、みんなでわいわいと作れば楽しいですよー
簡単なお昼ごはん付き。
お昼ごはんの準備があるので、ご参加くださる方は個別メッセージでご連絡下さい。

〇鉄火味噌とは?

放射線、電磁波、抗生物質、化学物質などの影響で低下しがちな免疫力を高める養生食品です。
長期熟成の豆味噌と根菜類(生姜、牛蒡、人参、蓮根)を1〜2時間ほどかけて1mm角に切って、長期醸造の豆味噌(今回はもちろん東海醸造さんの粒味噌を使って作ります!)とあわせて丁寧に4時間ほど火にかけて炒り上げる鉄火味噌は、血液を温め解毒力を高め、免疫力を向上させる食薬として古来から大事に使われてきたものです。
体調の悪い時とか元気になりたい時にごはんにふりかけの様にかけて食べます。
鉄火味噌を作ると作る人の陽性も高まり、集中力も養われます。

(養生食のエース「鉄火味噌」)
徳川家が守ってきた八丁味噌。これを使った携行養生食の代表は鉄火味噌であり、家康公はこの鉄火味噌作りも積極的に奨励してきたといいます。極陽性の長期熟成豆味噌に、下降性、求心性、つまり陽気のつまった根菜類を細かく刻んで混ぜ合わせ、長時間かけて弱火でじっくり丹念に炒り続けて作る鉄火味噌は、味噌の陽気をさらに高めた養生食。放射能や化学物質といった極陰性な物質の蔓延する環境の中で陽気が不足しがちな現代においても非常に効果的なメディスンであると実感します。
(テキスト/冨田貴史)